二日酔いの救世主といえばしじみ汁。二日酔いの朝に頂くしじみ汁はお酒漬けの体に沁みるんですよね。温かいお味噌汁は心にも沁みるような気がします。そんなしじみよりすごいオルニチンパワーがブナしめじにたっぷり入ってるというから驚きです。
そもそもオルニチンって?
オルニチンといえばしじみの代名詞、とにかく肝臓にいい!というイメージしか持っていなかったのですが・・・
オルニチンとは元々体内に存在する非必須アミノ酸の一種。肝臓の働きを助け、疲労回復の効果があるようです。体内の有害なアンモニアを分解、無害化することをオルニチンサイクルと言うそうですが、オルニチンはこのオルニチンサイクルに働きかけるようです。肝機能を高め、また新陳代謝を活発にする効果もあるそうで、肌の細胞の生まれ変わりを促進し代謝を助ける効果があると・・・これは願ったり叶ったりじゃないですか!しかも美味しい!
オルニチン含有量しじみの10倍!のブナしめじの栄養素
オルニチン=しじみという時代はもう終わったのかもしれません。近年の研究でブナしめじにもたくさんのオルニチンが含まれていることがわかりました。そしてブナしめじにはエネルギーを作り出すときに必要なビタミンB群、カルシウムの吸収を高めるビタミンD、ナトリウム(塩)の吸収を抑え、尿中への排泄を促すために血圧を下げてくれるカリウム、そして水溶性不溶性の食物繊維。特に便秘に効果がある不溶性食物繊維が多いそうです。
嬉しい嬉しい栄養素がぎゅっと詰まってますね。
お酒に合うレシピを考えてみよう!
オルニチンたっぷりのブナしめじ、これはもうお酒のおつまみにするしかありません!お酒ごとに考えてみましょう。
ビールに合うブナしめじレシピ ブナしめじの唐揚げ
やっぱりビールには揚げ物でしょう!ブナしめじを唐揚げ風にしてみます。
材料
- ブナしめじ 1パック
(なるべく新鮮なもの。古くなると石突を取った時点でバラバラになってしまうことが多いように思います。) - 生姜、ニンニク 1カケずつ
- お醤油、お酒 小さじ1程度
- 片栗粉
- 揚げ油
- お好みでレモン
作り方
- ブナしめじの石突を取り小分けにする。
(大きさにもよりますが一番太い部分で2本くらい、細ければ数本まとめて。大体サイズが同じになるように、あまり細かいと揚げるの大変だし食べるのも大変だし) - ポリ袋に小分けにしたブナしめじ、すりおろした生姜・ニンニク、お醤油、お酒を入れ優しく混ぜ合わせる。
(力を入れてぎゅーぎゅーやるとブナしめじが折れてしまうので) - 片栗粉をまぶし180度くらいに熱した油でカリッとするまで(お箸で触ってカサカサいうくらい)揚げる。
- お好みでレモンを添えて完成。
- 冷たいビールと一緒にどうぞ。
日本酒に合うブナしめじレシピ ブナしめじと小松菜と油揚げのおひたし
日本酒にと書きましたが酸っぱい系のクラフトビールにも合うと思います。
材料
- ブナしめじ 1パック
- 小松菜 2株程度
- 油揚げ 1枚
- 白だし 大さじ1
作り方
- 小房に分けたブナしめじを耐熱容器に入れ軽く割賦をして500wで3分ほど加熱する。
- 小松菜を茹で、水にさらしたあと水気をよく絞り4センチ程度に切る。
- 油揚げをフライパンで表面がカリッとするまでで焼く(このとき油は敷きません)
- 焼き上がった油揚げを短冊に切り、加熱したブナしめじ、小松菜を白だしと和える。
- お好きな日本酒とどうぞ。お好みでごま油を少したらしても良いかもしれません。
ワインに合うブナしめじレシピ ブナしめじのチーズ焼き
めちゃくちゃ簡単でめちゃくちゃ美味しい!
材料
- ブナしめじ 1パック
- 炒め用のオリーブオイル
- 塩 少々
- ミックスチーズ(溶けるやつ) ひとつかみ(ひとつまみではなくひとつかみ)
- ブラックペッパー
作り方
- ブナしめじを小房に分け(結構バラバラでも)オリーブオイルで炒め、軽く塩を振る。ほんとに軽くね。
- ミックスチーズを薄く丸くフライパンに敷く(スーパーで売ってる小さい冷凍ピザくらいの大きさがうまくいきます。このときまだ火にかけません。)
- チーズの上に先ほど炒めたブナしめじをパラパラと均等に乗せたら中火の弱火で火をつけます。
- チーズが溶けてふつふつしてくるので焦げないように火を調整しながら焼く。
- チーズが固まってフライ返しなどで持ち上がるようになったらお皿にあげる。(焼き立てはチーズが少し柔らかいけど、すぐにカリカリになってきます。)
- ブラックペッパーを好きなだけ。お好みでピクルスなんて添えてもいいかもしれません。
- お好きなワインと一緒にどうぞ。ちなみにセブン○レブンの安いワイン、飲みやすくて好きです。・・・うーん、ワインと書きましたがこれはビールにもハイボールにもレモンサワーにも合いそうですね!
どうぞ、よろしければお試しください。美味しく食べて体に良い、これが一番ですね!