交通量の多い国道15号(第一京浜)。立派なオフィスビルが立ち並ぶ三田の街を歩いていると、突如として立派な鳥居と石段が現れます。
鳥居を一歩くぐり、石段を上っていくと…そこはまるで別世界。さっきまでの車の音が嘘のように遠のき、フッと空気が変わるのを感じます。まるで都会の喧騒から守られた「結界」の中に入り込んだような、静寂に包まれた癒やしの空間が広がっていました。
実は超・古社!かつては「オーシャンビュー」だった!?

こちらの「御田(みた)八幡神社」、実は創建が和銅2年(709年)という、とてつもなく長い歴史を持っています。
今は周りをすっかりビルに囲まれていますが、江戸時代まではなんと、神社のすぐ目の前まで江戸湾(東京湾)が迫っていたそうです!潮風を感じながら海を見渡せる、風光明媚な絶景のパワースポットだった当時の姿を想像すると、なんだかロマンを感じてしまいますね。
お稲荷様ナビゲーター大興奮!低い鳥居にはご注意を!?

社殿でご挨拶を済ませ、左手へ進むと「五光稲荷神社」と「御嶽神社」が鎮座しています。一つの建物(合殿)にお祀りされているのに、鳥居は別々に立っているという少し珍しい造りです。
そして、さらにその奥へ進むと……鬱蒼とした木々のそばに、小さなお稲荷様の石祠がひっそりと佇んでいました。周りには、たくさんのお狐様がずらり!

お稲荷様ナビゲーターとしては、このディープで心温まる空間は絶対に見逃せません。「あの子も可愛い!こっちのお狐様も素敵!」と、夢中でカメラを構え、いざ祠の近くへ進み入ろうとしたその時。
「…ごつん!」
あまりにもお狐様たちに気を取られすぎて、手前にあった少し低めの鳥居に、思い切り頭をぶつけてしまいました(笑)。 痛さにしゃがみこみつつ、主人には笑われ……。でもなんだか、「よく来たね」とお稲荷様たちに軽くツッコミを入れられたような気がして、思わずほっこりしてしまいました。小さいお狐様たちの笑い声まで聞こえたような。行かれる際は、足元だけでなく頭上にも気をつけてくださいね!
都会の真ん中で見つけた、心洗われる時間

神社の背後には亀塚公園の緑が広がり、その豊かな自然が借景となって、どっしりとした社殿を優しく包み込んでいます。都会のど真ん中でこんなにも心が洗われるなんて、まさに「癒やしの場所」ですね。
最後は社務所で、歴史の重みを感じる素敵な御朱印をいただき、大満足の参拝となりました。三田エリアにお越しの際は、ぜひビルの谷間のオアシスで、パワーをチャージしてみてはいかがでしょうか。
御田八幡神社の基本情報
- ご祭神:
- 誉田別尊(ほむだわけのみこと)
- 天児屋根命(あめのこやねのみこと)
- 武内宿禰命(たけのうちのすくねのみこと)
- 【境内社・五光稲荷神社】宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)
- ご利益: 厄除け、勝負運、安産祈願、病気平癒など(お稲荷様は商売繁盛など)
- 住所: 東京都港区三田3丁目7-16
- アクセス:
- 都営浅草線・三田線「三田駅」A3出口より徒歩約7分
- JR山手線・京浜東北線「田町駅」三田口より徒歩約8分
- 都営浅草線・京急本線「泉岳寺駅」A3出口より徒歩約9分
