武蔵国の守り神は縁結びの神様 東京府中市に鎮座する大國魂神社

恋愛成就・縁結び

東京都府中市にある大國魂神社は、武蔵国の守り神として古くから信仰を集めてきた神社です。広大な境内には数多くの摂末社が立ち並び、パワースポットとしても知られています。

大國魂神社

大國魂神社の創建は、景行天皇41年(西暦111年)5月5日と伝えられています。社伝によると、景行天皇が東国巡幸の際に、この地に大國魂大神が降臨し、託宣によって社を造営したとされています。

御祭神と歴史

大國魂神社の御祭神は、大國魂大神です。大國魂大神は、武蔵国の国魂神であり、土地の守護神五穀豊穣の神縁結びの神などとして信仰されています。大國魂大神は大国主神とご同神で、武蔵国の守護神として祀られ、後に国内諸神、国内著名の六社、一之宮 小野大神、二之宮 小河大神、三之宮 氷川大神、四之宮 秩父大神、五之宮 金佐奈大神、六之宮 杉山大神、そして御霊大神が合祀され、厄除八方除開運縁結の神様として崇敬されています。

特に縁結びの神様として知られる大國魂神社では結婚式場があり神前結婚式が多く行われているようです。府中の緑に囲まれ、厳かな雰囲気の中で挙げる結婚式は一生の思い出になるでしょうね。

まるで本殿を守るかのように鎮座する摂末社の数々

見出しに「数々」と書きましたが大國魂神社には本当に数々の末社があります。ギャラリーでご紹介していきます。

稲荷神社

宮乃咩神社(みやのめじんじゃ)

演芸の神、安産の神様として崇敬されています。 創立は本社と同時代といわれており、源頼朝の妻、北条政子の安産を祈願した神社で、7月12日には安産特別祈願祭を行っています。また底の抜けた柄杓はいくら水を汲んでもすっと抜けてしまうようにお産も楽に済みますように、という願掛けだそうです。

水神社・松尾神社・巽神社

水神社ご祭神:水波能売命(みづはのめのみこと)、加茂別雷命(かもわきいかづちのみこと)、玉依姫命(たまよりひめのみこと)、加茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)
松尾神社ご祭神:祭神:大山咋命(おおやまくいのみこと)
巽神社ご祭神:市杵嶋姫命(いちきしまひめのみこと)俗に弁財天

東照宮・住吉神社・大鷲神社・ご神木

東照宮ご祭神:徳川家康公
残念ながら門が閉鎖されていています。

住吉神社ご祭神:表筒男命(うはづつおのみこと)、中筒男命(なかづつおのみこと)、底筒男命(そこづつおのみこと)
大鷲神社祭神:大鷲大神(おおとりのおおかみ)
そして前足ピーンの狛犬。この可愛らしい狛犬ファン、少なくないのではないでしょうか。

罪穢れを川に流す、人形流し

人形流し

大國魂神社には人形流しという厄や穢れを人形に移して水に流すことにより取り除くためのお祓いの儀式することができます。

流した後は清々しい気持ちになったりします。まるで一瞬で罪穢れが消えてしまったように。ぜひ体験してみてください。

大國魂神社ギャラリー

アクセス

大國魂神社 〒183-0023 東京都府中市宮町3-1

  • 京王線 府中駅南口から徒歩5分
  • JR南武線・武蔵野線 府中本町駅から徒歩5分
hana

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都内中心にパワースポット巡りをしています。見てくれた皆さんにも幸せが届きますように。あとはただの呑んべぇ女です。

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