1000年の歴史を誇る関東のお伊勢様「芝大神宮」で強運(ごううん)御守を

恋愛成就・縁結び

芝大神宮は、東京都港区芝大門にある神社です。伊勢神宮の内宮と外宮の御祭神を祀る関東における伊勢信仰の中心地として、「関東のお伊勢様」と尊称されています。平安時代から1000年以上の歴史を持ち、縁結び、商売繁盛、家内安全など幅広いご利益があるとされています。神前結婚式が執り行われることでも有名ですよね。

芝大神宮の歴史

創建と発展

芝大神宮は、平安時代一条天皇の御代、寛弘2年(1005年)に創建されました。当時は「芝神明」と呼ばれていました。その後、江戸時代には徳川将軍家をはじめ多くの武将の崇敬を受け、江戸における重要な神社の一つとなりました。明治維新後は「芝大神宮」に改称され、東京十社1の1社に列せられました。

御祭神とご利益

天照大御神と豊受大御神

芝大神宮の御祭神は、伊勢神宮の内宮と外宮の御祭神と同じく、天照大御神と豊受大御神です。

  • 天照大御神: 太陽神であり、皇室の祖神とされています。
  • 豊受大御神: 食物の神であり、衣食住の神として信仰されています。

縁結び、商売繁盛、家内安全など幅広いご利益

天照大御神と豊受大御神の御神徳により、芝大神宮は縁結び、商売繁盛、家内安全など幅広いご利益があるとされています。特に、以下の御利益があることで有名です。

  • 縁結び: 伊勢神宮同様に、縁結びのご利益があるとされています。
  • 商売繁盛: 豊受大御神の御神徳により、商売繁盛のご利益があるとされています。
  • 家内安全: 家内安全、無病息災のご利益があるとされています。
  • その他: 学業成就、安産、病気平癒など、様々なご利益があるとされています。

強運(きょううん)の上を行く強運(ごううん)御守

芝大神宮には強運御守というものがあります。読み方はきょううんではなくごううん。おみくじの「凶」という音の響きをを避けるため「きょううん」と読まず、そのさらに上をいく「ごううん」と読みます。 いかにも強烈な運を呼び込みそうなお守りですよね。

強運御守(ごううんおまもり)
2024年の強運御守(ごううんおまもり)ピンクに見えますが紫が女性用、青が男性用。

このお守りはその年の幸運色を使った男性用女性用とそれぞれになっていて、毎年色も変わり、年ごとの限定カラーとなっております。毎年1月1日にその年の強運御守が頒布されます。特に男性用は早くに頒布が終了してしまいます。とはいってもしばらくするとまた再開されるので、詳しい状況はホームページなどで調べてからお出かけください。

貯金塚と生姜塚

芝大神宮の鳥居の横には生姜塚と貯金塚なる石碑が立っています。生姜塚は何となく想像がつきますね。新宿の花園神社もそうですがたぶん周辺で生姜が採れたのでしょう(正解)。

芝大神宮生姜塚

さて、貯金塚とは?石碑を見ると大黒様がおおらかな笑顔で打ち出の小づちを振っています。

関東大震災で焼け野原になった東京。想像するに事の時の混乱は現在の比ではなかったでしょう。もちろん銀行も被害を受けます。政府は直ちに支拂猶豫令(支払い猶予令・モラトリアム)を布きます。そんな中、唯一預貯金全額お引き出しオッケーの銀行がありました。それが不動預金銀行。現在のりそな銀行の元となった銀行だそうです。大東京の復興に多大の貢献をした記念に芝大神宮の境内にこの貯金塚が建てられたそうです。

芝大神宮ギャラリー

芝大神宮の境内は緑に囲まれとても居心地の良い境内です。ほっとするような・・・大都会の真ん中にもかかわらず深呼吸したくなるような清々しさも感じます。ぜひ一度訪れて美しさや神々しさに触れてみてください。きっといい事が起こるかも。

芝大神宮アクセス

芝大神宮 〒105-0012 東京都港区芝大門1-12-7

JR山手線・京浜東北線 「浜松町」北口徒歩5分
都営地下鉄浅草線・大江戸線 「大門」 A6出口 徒歩1分
都営地下鉄三田線 「御成門」A2出口 徒歩5分

  1. 東京十社とは、根津神社、芝大神宮、神田明神日枝神社、亀戸天神社、白山神社、品川神社、富岡八幡宮、王子神社、赤坂氷川神社の十社。 ↩︎
hana

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都内中心にパワースポット巡りをしています。見てくれた皆さんにも幸せが届きますように。あとはただの呑んべぇ女です。

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