東京五社とは、東京で特に格式の高い5つの神社を指します。「日枝神社」「明治神宮」「靖国神社」「大國魂神社」「東京大神宮」の五社です。
皇城の鎮護・山王さま 日枝神社
日枝神社は東京都千代田区永田町に鎮座します。山王さまとも呼ばれ親しまれています。また境内の山王稲荷神社に続く連なる鳥居の美しさは見事です。
明治天皇と昭憲皇太后を祀る癒しの杜 明治神宮
東京都渋谷区に鎮座する明治神宮。初詣参拝者数は日本一だそうです。ご祭神は明治天皇と昭憲皇太后。鳥居をくぐれば約10万本の樹木が茂り、違う世界に飛び込んでしまったかのような感覚になります。
皇居のほとり九段の杜・英霊が眠る靖国神社
東京都千代田区九段北に鎮座する靖国神社。招招魂社に起源を発し、明治治維新以後の国家のために殉難した英霊が246万6千余柱祀られています。夏に行われるみたままつりは壮観です。
武蔵総社 大國魂神社
東京都府中市に鎮座する大國魂神社は創建が景行天皇41年(111年)と古くから武蔵国を見守っています。参道のケヤキ並木や境内の巨木は圧巻です。
東京のお伊勢さま 東京大神宮
神前結婚式を創始した東京都千代田区に鎮座する東京大神宮。縁結びや良縁、恋愛成就などのお願いに女性たちが集まります。
東京五社めぐり・おススメめぐり方
東京五社のうち、日枝神社、靖国神社、東京大神宮は千代田区です。明治神宮が渋谷区。そして都心から離れているのが大國魂神社。五社めぐりをスタートさせる地点でどのルートがよいか変わってきますが、やはり一社だけ離れている大國魂神社を最初か最後にするのがよいと思います。途中に入れてしまうと大変です。
また、土日祭日はどこの神社も混むとは思いますが、中でも明治神宮はとにかく人で溢れます。最寄り駅が原宿なので観光の外国人の方々で溢れかえります。静かに参拝したいのであれば朝早く行くことをお勧めします。
靖国神社と東京大神宮は徒歩で行ける距離なのでこの二社は続けていくことをお勧めします。
また、千代田区には神田明神や湯島天神など有名な神社仏閣が徒歩圏内で行ける箇所がたくさんあります。余裕があればいろいろな場所に行ってみてくださいね。
東京五社を巡って神様とのご縁を深め、安らぎや幸せを頂いくことをお祈りしています。