東京・日本橋に鎮座する「福徳神社」、別名芽吹稲荷は、金運アップで有名ですが、最近はチケット当選を願って参拝する推し活詣が増えているそうです。

今回は日本の道の中心、オフィスや商業施設が立ち並ぶ日本橋に鎮座する福徳神社へお伺いしてきました。はたして金運アップするでしょうか!
福徳神社の御由緒
福徳神社の御祭神は倉稲魂命(うかのみたまのみこと)五穀豊穣の神様です。
相殿は天穂日命(あめのほひのみこと)、大己貴命(おおなむちのみこと)、太田道灌、弁財天
ご利益は商売繁盛、五穀豊穣、家内安全、開運招福、学業成就など
貞観年間(859~876年)には既に鎮座していたと言われているそうです。かなり歴史のある神社ですね。
古くから日本橋の鎮守として地元の人々に親しまれてきました福徳神社。特に、江戸時代には徳川家康公や徳川秀忠公も参詣し、社殿の造営や境内の整備が行われました。
秀忠公が参詣した際、境内の椚(くぬぎ)の鳥居に若芽が萌え出ているのを見て、「芽吹稲荷」という別名を与えたと伝えられているそうです。
福徳神社と富くじの関係。
福徳神社(芽吹稲荷)は、江戸時代後期に幕府公認の富くじ興行「御免富」を行うことが許された数少ない神社の一つです。
当時、福徳神社の富くじは大変人気で、最高額の当選金が300両と高額だったこともあり、多くの人々が福徳神社に参拝し、富くじの当選を祈願しました。
このことから、福徳神社は「富くじの神社」として知られるようになり、現在でも宝くじの当選祈願に訪れる人が後を絶ちません。
私も富籤(宝くじ)祈願で「宝くじ(できれば高額~)当たりますように!!」とお祓いをしました。今回ちょっと欲張ってしまったので、神様には届かないかも・・・って後悔しています。



神社では、金運や宝くじ当選を祈願する「富籤守」や「宝袋」といったお守りも授与されています。
推しのチケット当選祈願!福徳神社の宝袋
福徳神社で人気の授与品の中に宝袋があります。元は宝くじなどを入れて当選を願う、と言うものでしたが、ミュージシャンのライブチケットの抽選番号の画面をプリントしてしまっておいたところ、良い席に恵まれた、と言うことから推しのチケット当選祈願として参拝される方が多くなったということです。
今ではこの宝袋は発売後すぐに売り切れてしまうという人気ぶり。宝袋は毎月月初めに頒布されますが、数日で売り切れてしまうようです。(今回私は宝袋には巡り合えませんでした。次の月を狙って頑張ります!)
福徳神社まとめ
以前は時代の波にのまれ、周囲の再開発のために、ほとんどが移動せざるを得ない都心の神社。福徳神社もその波には逆らえず、ビルの屋上の片隅に鎮座していたこともあったようです。
今は都会のオアシスとして、いつも賑わうオシャレな癒し空間となり、日本橋に集う人々を見守ってくれています。





推し活や金運アップはもちろんですが、お江戸日本橋観光の途中にふらりと寄ってみてはいかがでしょうか。周りには老舗デパートの三越やコレド室町、日本橋や日本銀行など見どころありすぎるほどたくさんあります。
ぜひ金運アップや推し活と共に日本橋も楽しんでくださいね。
福徳神社アクセス
東京都中央区日本橋室町2-4-14
東京メトロ銀座線・半蔵門線 三越前駅 ※A6番出口より徒歩1分
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