東京都江東区、門前仲町に鎮座する深川不動尊は有名な不動尊です。特に日本一と言われる護摩祈祷のその迫力は圧倒されます。今回は門前仲町の最強パワースポット、深川不動尊の「開運出世稲荷」をご紹介します。
深川不動尊と開運出世稲荷
深川不動尊は、千葉県成田市にある成田山新勝寺の東京別院です。江戸時代、成田山のご本尊である不動明王の霊験を江戸の人々にも広めるために、深川の地に建立されました。以来、「深川のお不動様」として親しまれ、多くの人々の心の拠り所となっています。
開運出世稲荷はその境内に鎮座します。こちらも成田山新勝寺境内の「成田山開運出世稲荷」のご分霊を勧請奉祀しているそうです。
強いパワーを感じる開運出世稲荷のご本尊とご利益
出世家運稲荷のご本尊様は荼枳尼天(ダキニテン)です。吒枳尼天は、もともとインドの神様でしたが、仏教に取り入れられ、稲荷神と習合しました。日本では白狐に乗り宝珠や剣などを持つ、女性の神様とされています。
出世開運稲荷のご利益は商売繁盛、立身出世、家内安全、開運成就とのこと。「開運」と「出世」とついているように、立身出世をお願いする方が多いような気がします。
開運出世稲荷の参拝方法
大切なのはどうやって荼枳尼天にお願いを伝えるか、ですよね。稲荷とつくと神社の二礼二拍手一礼と思う方も多いかもしれませんが、こちらでは合掌祈願一礼がルールです。
御真言は「ノウマク サマンダ ボダナン キリカ ソワカ（あまねき全ての仏たちと、荼枳尼天に帰命（きみょう：身命を投げ出して仏の教えに従うこと）し、願いが成就しますように）」です。
開運出世太鼓をたたいて祈願
社殿の横には開運出世太鼓があります。バチで叩いて祈願します。何回叩く等書かれていないので、私はいつも2回ポンポンと叩いています。正解かどうかわかりません（笑）
とってもかわいい願掛けきつね
稲荷神社でよくある願掛けきつね。白狐であることは同じですが、お顔や姿形が微妙に違って可愛いですね。願い事をお腹に書いて奉納するというのが一般的ですが、 開運出世稲荷の願掛けきつねは違います。願掛けきつねを授与していただくと、願い事を各用紙と小さな丸いシールも一緒に頂けます。願い事を書いて小さく丸め、願掛けきつねの底部分の穴から入れて丸いシールで蓋をします。
そのまま社殿に奉納するわけですが、持ち帰ってもよいとのことでしたので持ち帰ることにしました。「願いが叶ったら納めに来てください」と説明を受け、最後に「これとっても強いからね」とおっしゃっていました。その寺務所の方の言葉だけで力をもらったような感じ。
今願掛けきつねは部屋の良く見えるところに座って頂いています。
御朱印とまとめ
こちらは開運出世稲荷の御朱印です。2月15日の例大祭に伺いし、赤い開運御守を頂きました。限定365枚だそうですが、それ以上の人の行列で頂けなかった方が多数いたようです（涙）
深川不動尊は護摩祈祷の迫力日本一と言われます。本当に大迫力です。大迫力とわかっててもその迫力にびっくりするはずです。心身共の穢れが吹き飛ばされていくような、そんな感覚になります。巨大なお不動様も目の前で拝観することができます。ぜひ一度体験してみてください。そして開運出世稲荷のパワーを頂いてください。立身出世や金運向上を願う方におすすめですの深川不動・出世稲荷神社でした！
深川不動・開運出世稲荷アクセス
〒135-0047 東京都江東区富岡1-17-13
- 地下鉄東西線「門前仲町駅」1番出口より徒歩3分
- 都営大江戸線「門前仲町駅」6番出口より徒歩5分
