銀座7丁目の路地裏にひっそりと佇む、小さな小さな稲荷神社をご存知ですか?いえ、路地裏と言うよりビルとビルの間、と言った方がしっくりくるかもしれませんね。
高級クラブやバー、ハイブランドなお店が並ぶ大人の街、銀座7丁目の一角の知らなければ素通りしてしまうような薄暗い路地。その奥にあるのとても神秘的な空間、豊岩稲荷神社です。
吸い込まれるように路地の奥へ

知らなければ素通りしてしまいそうな、いえ、ほぼ素通りでしょう。たとえ幟に気が付いても、なかなかこのビルの間を入っていくには勇気がいります。
でも奥に入っていくとちゃんといました。とってもおしゃれでかわいい前掛けのお狐様。さすが銀座。

人がすれ違うのもギリギリな路地の奥は、神秘的で日常生活とは切り離されたような、そんな不思議な空間です。私にとって「無」になれる場所と言うのは、このような場所なのかもしれません。
豊岩稲荷神社の由来と御利益

豊岩稲荷神社の創建時期は明確には分かっていないそうですが、16世紀に活躍した戦国武将、明智光秀の家臣である安田作兵衛が、主家の再建を願ってこの地に稲荷神を祀ったのが始まりとされています。
ご利益は、縁結びと火防。御祭神は倉稲魂命。1時間近く居ましたが、訪れる人は圧倒的に女性が多いように思います。さすが縁結びの神様ですね。
御朱印

御朱印は豊岩稲荷神社が鎮座するビルの地下1階の社務所にて頒布していただくことができます。頂けるのは、月曜日、火曜日、金曜日での10時30分から15時30分です。御朱印は通年で頂けますが、御守りは1年に頒布していただける数が決まっているそうで、無くなり次第終了とのことです。
銀座7丁目あたりを訪れた時は、ぜひ銀座の神秘的パワースポット豊岩稲荷神社にご参拝してみてください。いつもとは違う、非日常を味わうことができますよ。
豊岩稲荷神社アクセス
東京都中央区銀座7-8-14
- 東京メトロ銀座線銀座駅A2出口から徒歩5分
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