日本の経済を動かすエネルギッシュな街、兜町(かぶとちょう)に、時空を超えたパワースポットがあるってご存じですか?
今回は、日本の金融の中心地で、ギラギラしたマネーの世界を見守り続ける、めちゃくちゃディープな場所、東京証券取引所のすぐ前に鎮座する、兜神社(かぶとじんじゃ)に伺いました。
目次
兜町、その名前の由来は? 平将門公の伝説

そもそも日本橋兜町と言う名前はやはり「兜」に由来するものとされています。兜神社の境内には「兜石」と言う石があります。かつては塚だったようですが、現在は石が残るのみ。その兜石のある場所に平将門公の兜が埋められているという伝説があります。
承平の乱にて、打ち取った平将門公の首を京都に運ぶ際に、罪滅ぼしのために藤原秀郷がこの地に平将門公の兜を埋め、塚を作り、その後兜神社が建てられたそうです。これが兜町の名前の由来、とされています。
また、源義家が奥州征伐から凱旋した際に、兜を埋めて塚を作ったのが始まりとされ、この塚から「兜町」という地名が生まれた、と言う説も。
どちらにしろ、兜が埋められているという伝説がもとで「兜町」と名前が付いたようです。
金融の街を見守る御祭神とご利益
兜神社の主な御祭神は、倉稲魂命(うかのみたまのみこと)。お稲荷さんとしても親しまれ、五穀豊穣や商売繁盛の神様として篤く信仰されています。
そして、この場所ならではの特別なご利益が! そう、すぐ前には東京証券取引所(東証)があることから、兜神社は「株取引の守り神」「金融のパワースポット」として、多くの投資家やビジネスパーソンから信仰を集めているんです。 ご利益は商売繁盛、 資産運用成功、開運招福など。

ちなみに神社のお隣は渋沢栄一の邸宅跡地です。
証券界の守り神として、毎年4月の第1月曜日には盛大な例祭が行われ、業界関係者が集まって、市場の繁栄と取引の安全を祈願するんですよ。なんだか心強いですね!
もう一つのミステリー?将門北斗七星の結界?
さらに興味深いのが、平将門公にまつわるもう一つのミステリー。都内には将門公ゆかりの神社(将門塚、神田明神、鳥越神社など)が点在し、それらを線で結ぶと北斗七星の形になり、江戸(東京)を守る結界を張っている…なんていう説もあるんです! 兜神社は柄杓の底部分に位置します。あくまでも伝説、ミステリーですが、悠久の歴史と星々に思いを馳せると、なんだかロマンを感じますね。
兜神社の御朱印

兜神社は宮司さんなどは常駐していませんので、こちらで御朱印を頂くことはできません。が、徒歩5分くらいの場所に鎮座する日本橋日枝神社で兜神社の御朱印を頂くことができます。日本橋日枝神社も独特の狛犬がいたり見どころたっぷりです!
都会のオアシスで、ひとときの安らぎを
兜神社は本当に小さな神社です。そしてすぐ前には東京証券取引所。見上げれば首都高が空を塞いています。でも、一歩足を踏み入れると、金融街の喧騒が嘘のように、凛とした静かな空気に包まれます。ビルの谷間の境内は、まるで都会のオアシス。 忙しい日常の中で、ふと立ち寄って手を合わせれば、心がすーっと落ち着くのを感じられるはず。歴史の息吹と、未来への希望が交差する不思議な空間です。
兜町散策の際はぜひ!
東京証券取引所付近は観光地ではないので、なかなかここに遊びに来る、という事はないと思いますが、日本橋や兜町エリアにお越しの際は、ぜひ兜神社にも足を運んでみてください。 平将門公の伝説に思いを馳せ、金融の神様にご挨拶して、ちょっとだけスピリチュアルなパワーをチャージしてみませんか? きっと、優しい気持ちと、明日への活力が湧いてくるはずです。
皆さんに素敵なご縁とご利益がありますように!
兜神社アクセス
〒103-0026 東京都中央区日本橋兜町1-8
- 東京メトロ日比谷線・東西線「茅場町」10番出口より徒歩5分
