【御朱印帳の整理術】表は「直書き」裏は「書き置き」!思い出をきれいに残す、私なりの使い方

【御朱印帳の整理術】表は「直書き」裏は「書き置き」!思い出をきれいに残す、私なりの使い方

参拝の証、どう整理していますか?

神社やお寺にお参りして、御朱印をいただく。 その瞬間はとても清々しくて嬉しいものですが、あとになって少し「悩みの種」になるのが、御朱印帳の整理ではないでしょうか?

特に最近増えているのが、あらかじめ和紙に書かれたものをいただく「書き置き(紙の御朱印)」です。

「いただいたはいいけれど、御朱印帳のどこに貼ろう?」 「直書きのページの合間に貼ると、なんだか御朱印帳がデコボコしてしまう……」

そんなふうに迷った経験、みなさんにもありませんか? 今回は、そんな悩みをスッキリ解消できる、私おすすめの「御朱印帳のハイブリッドな使い方」をご紹介します。

提案:表と裏で「役割」を分けてみよう

私がご提案したいのは、御朱印帳の蛇腹(じゃばら)の構造を活かした、こんなルールです。

  • 表側(表面): 神職様・ご住職様に書いていただく「直書き」専用にする
  • 裏側(裏面): いただいた紙の御朱印「書き置き」を貼る専用にする

たったこれだけのことなのですが、これを実践するようになってから、御朱印巡りがもっと快適になりました。 なぜこの方法が良いのか、3つのメリットをお伝えしますね。

1. お願いするときに迷わない

授与所で御朱印帳をお渡しするとき、「次はどこに書いてもらおう?」とページを探す必要がなくなります。 表側はすべて「直書き」用として空けてあるので、スッと開いて「お願いします」とお渡しするだけ。とてもスムーズですし、受け取る側の方にとっても分かりやすいですよね。

2. 御朱印帳が綺麗に育つ

紙の御朱印を貼ると、どうしてもその部分だけ厚みが出てしまいます。 あちこちにランダムに貼るのではなく、裏面にまとめて貼ることで、御朱印帳全体の厚みが均等になり、見た目もスッキリします。パラパラと見返したときの美しさが違いますよ。

3. 「裏写り」の心配が減る

両面を使うときに一番心配なのが、墨の「裏写り(墨の染み出し)」ですよね。 お書き入れの裏側に「書き置き」を貼ることは、この裏写り隠し対策にもなるんです。特に筆ペンなどではなく、墨と筆でダイナミックに書いていただける御朱印は、かなりの確率で裏側に墨が染みています。そこに貼ることによって、滲み出たすみ隠しができるという…。実は私が裏面に貼ればいいじゃない!と気がついたのはこの墨の滲み隠しからでした。

気をつけたいポイントとマナー

この「表裏使い分け」をする際に、いくつか知っておきたいポイントがあります。

■ 紙質の良い御朱印帳を選ぼう 最近の御朱印帳は紙質が良いものが多いですが、やはり薄い紙だと両面使用は厳しい場合があります。「両面使用推奨」や「奉書紙の二重構造」になっているものを選ぶと安心です。

■ お願いする際の一言 基本的には両面を使っても問題ありませんが、稀に「裏面への筆耕」をされていない寺社様もあります。 また、うっかり裏面の「書き置き」ページを開いて渡してしまうと、書き手の方が困惑してしまうことも。

お渡しするときは、必ず表面の書いて欲しいページを開いて、 「こちらの面にお願いします」 と一言添えるのが、スマートな大人のマナーです。

書き置きを綺麗に貼るコツ

裏面に書き置きを貼るときは、「スティックのり」や「テープのり」がおすすめです。 液体のり(水のり)だと、水分で御朱印帳が波打ってしまうことがあるので、あまりおすすめしません。

また、最近では御朱印帳専用の「貼るシール」や「ホルダー」も文房具店で見かけるようになりました。こういった便利グッズを活用するのも楽しいですよ。

自分だけの「参拝の記録」を楽しもう

「表は直書き、裏は書き置き」。 このルールを決めておくだけで、御朱印帳の使い方がぐっとシンプルになり、いただいた御朱印をどうしようか悩む時間が減ります。

その分、境内での参拝や、神様・仏様とのご縁を感じる時間に心を向けられたら素敵ですよね。

これから新しい御朱印帳をおろす方は、ぜひ一度この方法を試してみてください。一冊使い切ったとき、表も裏も思い出が詰まった、宝物のような一冊になっているはずです。

最後に

そもそも御朱印とは? そのルーツをたどると、「納経(のうきょう)」という言葉に行き着きます。 昔は、お寺にお経を書き写したもの(写経)を納め、その証として「納経印」をいただいていました。これが御朱印の始まりだと言われています。

今ではお経を納めなくても、お参り(参拝)をすればいただけるようになりましたが、中には「スタンプラリーのように集めること」を良しとしないお寺(ご住職)もあります。 ほとんどの神社仏閣は快く対応してくださいますが、時に厳しく、そっけなく感じる対応をされることがあるかもしれません。しかし、それもまた修行の場であるがゆえのこと。

だからこそ、ルールとマナーをきちんと守っていただく心構えが必要です。「ただ人気だから欲しい」「ただ集めたい」という浮ついた気持ちは、日々神仏に向き合われているご住職や神職の方々には、見透かされてしまうのかもしれませんね。

またお寺と神社、御朱印帳を分けたほうがいいのか、とたまに聞かれますが、私は分けていません。理由は簡単で、分けていないことを咎められたことがないからです。

皆さんもどうぞ楽しい御朱印ライフを!