東西線神楽坂駅から徒歩1分、赤城元町に鎮座する赤城神社は女性の守護神として有名です。今回のお目当てはそのご加護と共に、とても珍しい「鬼太郎」と「目玉おやじ」のお守りを授与していただくために訪ねてみました。
赤城神社御祭神
牛込総鎮守・赤城神社には三柱の御祭神が祀られています。
- 岩筒雄命 (いわつつのおのみこと):ご利益は 開拓、治水、農業、商売繁盛、厄除け
火防(火災よけ)の神、殖産興業の神、厄難消除の神様 - 赤城姫命 (あかぎひめのみこと):ご利益は安産、子育て、縁結び、女性の守護、厄除け
赤城姫命は岩筒雄命の妃神様で、女性のあらゆる悩みに寄り添い、心身を守ってくれる神様です。 - 國之常立神 (くにのとこたちのかみ):国土創成、万物の生成、宇宙の根源、開運
國之常立神は、天地開闢の際に最初に現れた神様で、宇宙の根源神、国土創成、万物の生成の神様として崇められています。
そしてやはり女性が多く参拝に訪れるのは、赤城姫命のご利益を求めて、と言うことでしょう。縁結びや子育て安産などのご利益はよくありますが、参拝した女性の守護神となってくださる神様はそう居ないように思います。
広々とした美しい境内と赤城カフェ
神楽坂の駅からすぐに鳥居が見えます。風格としては昔からの神社の鳥居、と言う感じですが、その鳥居をくぐるとシンプルでスタイリッシュな境内が広がります。赤城神社は2010年に建て替えられたそうで、ガラス張りの社殿や、カフェが併設されたおしゃれ空間となっています。
とは言えやはりそこは神様が住む場所。神聖な雰囲気に包まれていることに、間違いはありません。
さて、ではカフェへ、と思ったのですが、実はお伺いしたのがカフェのオープン時間よりかなり早めで(こんなことは何度もあります)まだ開店前でした。ランチの看板だけ載せておきますw カフェのオープンは11:30からです。次回お伺いするときは、しっかりランチの時間を狙います!
鬼太郎・目玉おやじ御守と御朱印
ゲゲゲの鬼太郎(と言うか妖怪)大好き人間としてはこの御守は絶対外せません!目玉おやじは開運御守、鬼太郎は御守護御守。二つ持っていたらなんだか力が湧いてきます。
ゲゲゲの鬼太郎と言えば、水木先生のお住まいだった調布市にある深大寺真っ先に思い浮かびますが(残念ながら鬼太郎ショップは閉店してしまいました)なぜこの御守が赤城神社にあるかと言うと・・・境内に鎮座している菅原道真公を祀る末社蛍雪天神は出版会社の「旺文社」の寄付によって復興されたもの。そこから芸能のご利益がある、とされているそうです。
水木しげる先生が「ゲゲゲの鬼太郎」がテレビアニメ化される時にヒット祈願に訪れたことから、この御守ができたとのこと。
また絵馬掛けには芸能人や映画ドラマヒット祈願などの絵馬が並んでいます。
御朱印は書置きです。初穂料は500円。
ちょっと変わった狛犬
ちょっとどころじゃないですね。現代風にアレンジしたのもかと思ったら、江戸時代に流行った「加賀白山犬」と言うものだそうです。どう見ても現代風アレンジ、と言う感じですけどねぇ。
赤城神社 末社
拝殿のすぐ近くにあるのが、先ほども書きました蛍雪天神
菅原道真公が祀られる蛍雪天神。手を合わせて行く受験生らしき方も少なくありませんでした。
こちらが拝殿への階段を登らずに、脇にそれた道の突き当りに鎮座する末社。東照宮、出世稲荷神社、八耳神社です。御祭神がそれぞれ東照宮・徳川初代将軍徳川家康公、出世稲荷神社・宇迦御霊命、八耳神社・上宮之厩戸豊聰八耳命(聖徳太子)です。こちらの末社も併せてぜひお参りしましょう。
アクセス
駅から近く、とてもモダンな赤城神社、お伺いした時は七五三などの御祈祷でとても混んでいましたが、広々とした境内とおしゃれな拝殿は清々しい気持ちになれます。周囲にはカフェなどもたくさんありますので、神楽坂散策してみてくださいね。
〒162-0817 東京都 新宿区 赤城元町 1-10
- 東西線 神楽坂駅 1b出口 徒歩1分
- 大江戸線 牛込神楽坂駅 3A出口 徒歩5分
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