現代の日本人の心に響く、美しいビル群と社殿の取り合わせ・東京麻布台「西久保八幡神社」

勝負運・出世運

麻布台ヒルズを背後に従え、美しく生まれ変わった西久保八幡神社。そこはまさに東京。街は整備され美しく、境内にかつての面影はほぼない、そんな都心の美しい神社が八幡神社、西久保八幡神社です。

西久保八幡神社 由緒と御祭神

西久保八幡神社は、東京都港区虎ノ門に佇む、1000年以上の歴史を持つ神社です。西久保八幡神社の創建は、寛弘年間(1004~1012年)に遡ります。源頼信が石清水八幡宮の神霊を勧請し、現在の霞が関付近に創建したのが始まりと伝えられています。その後、太田道灌による江戸城築城の際に現在地に移されました。

江戸時代には徳川家康公から社領の寄進を受け、武運長久・商売繁盛の神として、多くの武士や町民の信仰を集めました。

西久保八幡神社には、以下の三柱の神々が祀られています。

  • 品陀和気命(ほんだわけのみこと): 応神天皇。国家鎮護、武運長久、殖産興業の神として知られています。
  • 息長帯比売命(おきながたらしひめのみこと): 神功皇后。安産、子育て、家内安全、厄除けの神として信仰されています。
  • 帯中日子命(たらしなかつひこのみこと): 仲哀天皇。国家鎮護、武運長久の神として崇敬されています。

この三柱の神様から、ご利益は国家鎮守、勝運守護、開運、厄除、海上安全、交通安全、家内安全、社内安全、五穀豊穣、 商売繁盛、等とされています。

これが東京。世界に誇る日本を感じることができる絶景の境内

第一鳥居をくぐると(その前から見えてはいた・・・)愛宕神社のミニ出世の階段か?と思うような石段が現れます。

画像で見るとあまり感じられませんが、この古い石段は一段一段の高さが結構あり、奥行きが狭い場所もあります。これは辛い!と思ったら、やはり「男坂」と言う名が付いていました。

神社には男坂と女坂の二つがあるところが少なくありません。男坂は急な坂道を一直線、女坂は緩やかな坂道を遠回りで。八幡神社にも男坂・女坂ちゃんとありましたが、私は中央突破、男坂で。そして登り切り、第二鳥居をくぐると、そこにあるのは、絶景の一言。

200メートルを超えるビルを背後に従えた、美しい社殿が目に飛び込んできます。

西久保八幡神社の改装が終わったのが2023年3月です。見事に麻布台の再開発に馴染んでいるように思いました。

境内に流れるパワーに癒される

西久保八幡神社

広々とした境内はに流れる空気は心身ともに癒されパワーをチャージすることができます。もしかして空に伸びる高いビルに囲まれているからなのかもしれませんね。

歴史を感じる狛犬と新しい社殿の組み合わせもとても心が落ち着きます。

境内内の末社、人麿社と稲荷社。紫と赤の旗がキレイですね。向かい合わせには神宮遥拝殿。

画像の左側に見える瑞垣(囲いのようなもの)は、改装前の古いもののようですね。

西久保八幡神社のご利益は、国家鎮守、勝運守護、開運、厄除、海上安全、交通安全、家内安全等々ですが、この日本が誇るビルに囲まれた境内は、ただそれだけでエネルギーを頂けるような気がします。境内にはぐるりとベンチがありますので、座ってゆっくりと八幡様のエネルギーとビル群から注がれる空のエネルギーを感じてみてください。心も体もスーッとしますよ。

また、ここは麻布台ですので、ランチや観光など、困ることはありません。ぜひ一度訪れてみてください。

西久保八幡神社には御朱印はありませんが・・・

社務所にお伺いしたところ、「御朱印はやっていない」とのことでした。でも安心してください。拝殿の前、御賽銭箱の上に「参拝記念」と書かれた、まるで御朱印のようなものがあります。ちょうど伺ったのがスポーツの日で、しっかりとその印が印刷してありました。300円で拝受していただくことができます。そして御御籤なんですが・・・

なんと、1回10円です!久しぶりに見事な二度見をしてしまいました。御御籤は200円が常識と思っていたので。本当にびっくりです。これなら大吉が出るまで何度でも頑張れるかも(罰当たり?)

アクセス

東京都港区虎ノ門5-10-14

  • 東京メトロ日比谷線「神谷町駅」2番出口 徒歩3分
  • 都営バス「虎ノ門五丁目」 1分

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