日本橋、人形町駅から徒歩五分ほどに鎮座する松島神社は七福神の大国主命(おおくにぬしのみこと)をお祀りしています。ビルの1階に鎮座する決して広くはない境内、とても都会らしい神社です。人形町のおとりさまとしても有名な松島神社を訪ねます。
松島神社御由緒
松島神社の創建時期は定かではありませんが、鎌倉時代の元亨年間(1321年~1324年)以前にはすでに存在していたと伝えられています。かつてこの地は入江であり、松が生い茂る小島に柴田という一族が住んでいました。その柴田家の屋敷神として祀られたのが始まりとされています。天正13年(1585年)に一般に公開され、現在に至っているそうです。
ご利益は、商売繁盛・家内安全・縁結び・五穀豊穣です。
日本橋七福神 大国神
松島神社の御祭神は、稲荷大神(いなりのおおかみ)、伊邪那岐大神(いざなぎのおおかみ)、日前大神(ひのくまのおおかみ)、北野大神(きたのおおかみ)、手置帆負神(たおきほおいのかみ)、彦狭知神(ひこさしりのかみ)、淡島大神(あわしまのおおかみ)、八幡大神(はちまんおおかみ)、猿田彦神(さるたひこのかみ)、琴平大神(ことひらおおかみ)、天日鷲神(あめのひわしのかみ)、大宮能売神(おおみやのめのかみ)、大国主神(おおくにぬしのかみ)の神様が祀られています。すごくたくさんの神様
松島神社は日本橋七福神の一つである大国神を祀る神社として、多くの参拝客が訪れます。
日本橋七福神巡りは、江戸時代から続く伝統的な行事で、七福神を祀る七つの神社を巡ることで、七つの福を授かると言われています。
御朱印

参拝に訪れている方たちは女性が多いな、と言う印象でした。
松島神社はビルの1階で緑豊かでもありませんが、とても穏やかで優しい空気感がありました。何となく長居がしたくなってしまうような、そんな雰囲気でした。
松島神社アクセス
〒103-0013 東京都中央区日本橋人形町2-15-2
- 東京メトロ日比谷線「人形町駅」 徒歩5分
- 東京メトロ半蔵門線「水天宮前駅」 徒歩2分
- 都営浅草線「人形町駅」 徒歩7分
- 都営新宿線「浜町駅」 徒歩10分
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