旅の守り神 神聖な力が照らす安全な旅路:神田三崎町三崎稲荷神社

旅行安全

東京都千代田区神田三崎町に鎮座する三崎稲荷神社。鳥居をくぐればJR総武線水道橋駅の高架脇とは思えない、まるでマイナスイオンに包まれているような感覚になる神社です。1今回は私的パワースポットとでもいうのでしょうか、そんな三崎稲荷神社のご紹介です。

三崎稲荷神社の由来

三崎稲荷神社は、東京都千代田区神田三崎町に位置しています。創建時期は詳しくは不明ですが、鎌倉時代の建久年間より前、仁安の頃とも伝えられています。当初は武蔵国豊島郡三崎村の鎮守の社として祀られその後幾多の変遷を経て、明治38年(1905年)に現在地に遷座されました。

三崎稲荷神社は旅行安全の神様

三崎稲荷神社は、徳川3代将軍・徳川家光から旅行安全の神様として信仰されており、家光が江戸城に出入りする際に、この三崎稲荷神社に参拝したと伝わっています。そのため、「清めの稲荷」とも称されています。

また、江戸時代は近くまで海があり、このあたりは「岬」だったそうで、そこから「三崎」と名前が付きました。主祭神は宇迦之御魂神、須佐之男神、大市姫神、大物主神。この神社は、家光や大名たちの故事によって旅行安全の利益があるとされています。

三崎稲荷神社は、その由来と歴史により、旅行安全の神様として広く信仰されています。特に、徳川家光が参拝したことで知られ、その後も多くの旅行者や冒険家が訪れています。白瀬矗の南極探検の際には、この神社のお守りを携帯し、無事を祈ったというエピソードがあります。

また、神社の名前「三崎」は、かつてこの地域が「岬」であったことに由来しています。現在でも、旅行者や地元の人々によって、旅の安全を祈願する場所として利用されています。

神社の主祭神は宇迦之御魂神、須佐之男神、大市姫神、大物主神で、これらの神々は旅行安全の利益をもたらすとされています。例祭日は5月9日で、この日には多くの参拝者で賑わいます。

三崎稲荷神社は、その長い歴史と伝統を通じて、旅行安全の神様としての地位を確立してきました。そのため、今日でも多くの人々が訪れ、旅の安全を祈っています。この神社は、その由来と歴史を通じて、私たちに旅行の安全という大切な価値を教えてくれます。この神社の存在は、私たちが旅行をする際に、安全を祈り、感謝の気持ちを忘れないようにするための大切な場所です。

三崎稲荷神社のご利益

三崎稲荷神社は、旅行安全、合格祈願、商売繁盛のご利益があるとされています。特に家光や大名たちの故事によって旅行安全のご利益があるとされています。かつて白瀬矗は南極探検に出発する際、この神社のお守りを携帯していました。そして探検出発前に大隈重信邸で開かれた決起集会のときには、重信の妻が隊員たちの無事を祈り、真綿のチョッキに三崎稲荷神社のお守り(お砂守り)を縫い付けて全員に渡したと伝わります。ちなみに私は金運のご利益がありそうな黒の招き猫のお守りを頂きました。

都心に鎮座する美しい佇まい

先にも書きましたが三崎稲荷神社はJR水道橋駅の高架脇に鎮座します。神社の前には居酒屋さんがずらりと並び、すぐ横のJR水道橋駅を超え神田川を渡れば目の前には東京ドームシティです。そこは東京ドームやアトラクションズに地方から遊びに来た人たちでいつも溢れています。そんな人たちの旅の安全をそっと見守っていただけてるのかもしれませんね。
そんな中で都会のオアシス的な佇まいは本当に癒されます。小さな境内ですがそれぞれの四季を感じることができます。

三崎稲荷神社御朱印

三崎稲荷神社は、その長い歴史と旅行安全のご利益で知られる神社です。その存在は、江戸時代の大名から現代の旅行者まで、多くの人々にとって重要なものでした。今日でも、その伝統は続いています。東京ドームシティに遊びにいらした時はほんの少しだけ(本当にほんの少し)足を延ばして三崎稲荷神社に参拝されてみてください。心地よい空気が全身を包んでくれることと思います。

三崎稲荷神社アクセス

住所:東京都千代田区神田三崎町2-9-12
JR総武線・都営三田線「水道橋駅」徒歩2分
駐車場はありません。コインパーキングなどをご利用してください。

hana

hana

都内中心にパワースポット巡りをしています。見てくれた皆さんにも幸せが届きますように。あとはただの呑んべぇ女です。

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